公開日 2018年3月30日
平成29年10月27日、井川町辻の建造物18件が国の登録有形文化財に登録されました。
井川町辻地区は、藩政期(江戸時代)から明治期にかけてたばこ産業で栄えた地域です。
祖谷地域に向かう入口でもあり、旧伊予街道と吉野川による陸と水運の重要地点として栄えました。
現在もかつての面影を残す町並みや歴史的な建造物が残っています。
今回、地域の特色をよく備える建物であったり、特色ある外観などが評価された建造物18件が国の登録有形文化財に選ばれました。
●登録物件
・島尾家住宅店舗兼主屋 ・島尾家住宅離れ
・曽我部家住宅主屋及び納屋 ・曽我部家住宅蔵 ・曽我部家住宅長屋門
・立川家住宅主屋 ・立川家住宅離れ ・立川家住宅内蔵 ・立川家住宅蔵
・三舩家住宅主屋 ・三舩家住宅蔵
・向井家住宅主屋
・山下家住宅主屋 ・山下家住宅味噌蔵 ・山下家住宅米蔵 ・山下家住宅表門 ・山下家住宅北塀
・山下家住宅別邸
このほど文化庁より三好市に『登録プレート』が届きましたので、平成30年3月28日、所有者への伝達式が行われました。
今回の三好市井川地区の建造物18件の登録により、三好市内の国の登録有形文化財は38件になります。