三好市はゼロカーボンシティを宣言しました
近年、世界では地球温暖化が要因とみられる異常気象により大規模災害が頻発化しています。三好市においても、2014年の豪雪、2018年の西日本豪雨など過去に例を見ない自然災害を経験してきており、もはや「気候危機」といえる事態になっています。
2015年に合意されたパリ協定では、「産業革命からの平均気温上昇を1.5℃に抑えられるよう努力する」との目標が国際的に共有されました。日本においては、2020年10月に政府が、「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、2030年までの温室効果ガス排出削減目標を、2013年度比46%削減することとしています。
こうした国内外の動向を踏まえ、三好市においては、環境の保全と創造に関する基本理念を定める「三好市環境基本条例」を制定し、三好市の豊かな自然と育まれてきた文化を未来に引き継ぎ、また、その思いを未来に生きる子供たちにも受け継いでいくため、市民・事業者・市が協働して脱炭素の取り組みを積極的に進めてまいります。
今後、三好市は、国際社会の一員として、脱炭素社会の構築・2050年までのCO2排出量実質ゼロにより「豊かで生き活き、安心・安全なまち三好」を目指し、三好市「ゼロカーボンシティ」を宣言します。
※三好市「ゼロカーボンシティ」宣言(2021年12月22日)
※環境大臣からのメッセージ
■ゼロカーボンシティとは
環境省では、2050年にCO2(二酸化炭素)を実質ゼロを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表された地方自治体を「ゼロカーボンシティ」としています。
■カーボンニュートラルとは
CO2(二酸化炭素)をはじめとした温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と森林などによる吸収源による除去量が均衡(排出量実質ゼロ)することです。