2023(令和5)年度 高齢者インフルエンザ予防接種のご案内
2023年度の高齢者インフルエンザ予防接種を次のとおり実施いたします。
インフルエンザ予防接種は、発病をある程度抑える効果や、発病後の重症化を防ぐ効果があります。予防接種を受けてから抵抗力がつくまで2週間程度かかり、効果は5か月程度持続します。インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくと効果的です。
接種される方は次のことに留意して接種を受けてください。予診票は三好郡市の委託医療機関の窓口に設置しております。
接種は強制ではありません。接種を希望される方は、医師の十分な説明を聞き、インフルエンザ予防接種について理解したうえで、自らの意思で接種を受けるかどうか判断してください。
【対象者】 次の1、2もしくは1、3に当てはまる方が対象となります。
1.接種日において三好市に住民票を有する方
2.65歳以上の方
(昭和34年1月15日以前に生まれた方。昭和33年10月2日~昭和34年1月15日生まれの方は、誕生日以降65歳に到達してから接種できます)
3.接種日において60歳から64歳で、心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能に重度の障害(身体障害者手帳1級相当)がある方 ※3の方は、三好市保健センターへの申請後、予診票を発行します
【接種期間】 2023(令和5)年10月1日(日) ~ 2024(令和6)年1月15日(月)
【接種回数】 1回
【接種場所】 徳島県内の委託医療機関
三好郡市の委託医療機関については、下記のとおりです。三好郡市以外の委託医療機関を確認したい場合は、健康づくり課までお問い合わせください。
やむを得ない事情(長期にわたる入院、施設入所等)により県内委託医療機関以外で接種を希望する方は、接種前にご相談ください。詳細は、下記の「(1)三好郡市以外の県内の施設で接種を希望される方」または「(2)県外の医療機関または施設で接種を希望される方」をご覧ください。
【自己負担】 800円(生活保護世帯は無料です)
【予診票】 三好郡市の委託医療機関の窓口に設置しています。
三好郡市以外の県内委託医療機関で接種を希望する場合は、三好市健康づくり課へ連絡が必要です。申請後、予診票を発行します。
※三好市から転出されますと、三好市の予診票は使用できません。
【注意事項】
- 医療機関に行く際は、必ず氏名、生年月日、住所が確認できるもの(健康保険証等)を持参してください。
- 接種を希望する方は医療機関に事前に予約をしてください。ワクチンの供給状況によっては、接種できない場合があります。
- インフルエンザワクチン接種後24時間は副反応(健康状態の変化)に注意してください。特に、接種後30分以内は注意し、医師とすぐに連絡を取れるようにしておきましょう。当日、入浴は差支えありませんが、過激な運動、大量の飲酒は避けましょう。
- 接種後、接種局所の異常反応や体調の変化が起きた場合は、速やかに医師の診察を受けてください。重篤な副反応が発生した場合は、医療費等の給付制度があります。
(1)三好郡市以外の県内の施設で接種を希望される方
三好郡市以外の徳島県内の施設等に入所されている方で、上記の【対象者】に該当される方がインフルエンザ予防接種を受けられる場合は、施設より三好市健康づくり課に申請が必要です。
まず健康づくり課(0883‐87‐7367)に連絡をしていただき、下記の「インフルエンザ予防接種予診票発行申請書」に必要事項を記入し、健康づくり課まで提出をしてください。申請書を受理後、予診票を送付いたします。
インフルエンザ予防接種予診票発行申請書 (PDF 60.7KB)
(2)県外の医療機関または施設で接種を希望される方
徳島県外の医療機関に入院、または施設等に入所されている方で、上記の【対象者】に該当される方がインフルエンザ予防接種を受けられる場合は、医療機関または施設と三好市が委託契約を結ぶ必要があります。
まず三好市健康づくり課(0883‐87‐7367)に連絡をしていただき、下記の「予防接種実施依頼書交付申請書」と「インフルエンザ予防接種予診票発行申請書」に必要事項を記入し、健康づくり課まで提出をしてください。委託契約を締結後、予診票を送付いたします。
インフルエンザ予防接種予診票発行申請書 (PDF 60.7KB)
<提出先>〒778‐0004 徳島県三好市池田町シンマチ1476番地1
三好市保健センター内健康づくり課 予防接種担当 宛て
(3)副反応について
季節性インフルエンザワクチンで比較的多くみられる副反応には、接種した場所(局所)の発赤、はれ、疼痛等があげられます。接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日で消失します。
全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気(悪寒)、だるさ(倦怠感)などが見られます。接種を受けられた方の5~10%に起こり、こちらも通常2~3日で消失します。
また、まれではありますが、ショック、アナフィラキシー様症状(発疹、じんましん、発赤、かゆみ、呼吸困難等)が見られることもあります。ショック、アナフィラキシー様症状は、ワクチンに対するアレルギー反応で接種後、比較的すぐに起こることが多いことから、接種後30分間は接種した医療機関内で安静にしてください。また、帰宅後に異常が認められた場合には、速やかに医師に連絡してください。
そのほか、重い副反応(ギラン・バレー症候群、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、肝機能障害、喘息発作、血小板減少性紫斑病等)の報告がまれにあります。ただし、報告された副反応の原因がワクチン接種によるものかどうかは、必ずしも明らかではありません。
※厚生労働省ホームページ「令和4年度インフルエンザQ&A」より参照
(4)その他
1.インフルエンザとは
インフルエンザウイルスに感染することによって発症します。典型的な症状は高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などです。合併症として、肺炎、気管支炎、脳症、心筋炎などがあります。
2.予防接種を受けることが適当でない方
- 明らかに発熱のある方(一般的に、体温が37.5℃以上)
- 重篤な急性疾患にかかっている方
- インフルエンザワクチンにより、ひどいアレルギー反応を起こしたことがある方
- インフルエンザ予防接種後2日以内に発熱、発疹、じんましんなどのアレルギー症状がでた方
- その他、医師が不適当な状態と判断した場合
3.予防接種を受ける時に、医師とよく相談をしなければならない方
- 心臓病、じん臓病、肝臓病や血液、その他慢性の病気で治療を受けている方
- ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障害がある方