リフィル処方せんとは・・・
リフィル処方せんとは、症状が安定している患者の場合、一定期間・一定回数内であれば、その都度診察を受けなくても繰り返し薬をもらえる処方せんです。通院負担が減ることで利便性が向上し、医療のの軽減効果が期待できます。
リフィル処方せんの使い方
1.初回は通常の処方せんと同様、交付日を含めて4日以内に薬局で調剤してもらいます。調剤後は、薬局からリフィル処方せんが返却されますので、大切に保管してください。(コピー不可・原本のみ)
2.2回目以降はリフィル処方せんに書かれた調剤予定日の前後7日以内に薬局へリフィル処方せんを持参し、調剤してもらいます。
3.3回目の調剤が終了した後は、再度医療機関を受診し新しい処方せんを受け取ってください。
こんなことに気を付けましょう!
もし途中で症状が変わったら?
リフィル処方せんを利用している間は医療機関の受診が不要となるため、薬剤師が体調管理や飲み忘れ、副作用がないかを確認します。気になる点や症状に変化があれば薬剤師に相談してください。薬剤師は医師と連携し、必要な場合は医療機関への受診を促します。
同じ薬局を利用しましょう。
薬剤師は必要に応じて医師との連携を行うので、1回目利用した薬局を2回目以降も利用しましょう。かかりつけ薬局をもつことがおすすめです。
リフィル処方せんと分割調剤
分割調剤は、長期保存が難しい薬剤や後発医薬品を初めて使用するなど、医師の指示がある場合に行われます。患者さんの服薬状況に対し、薬剤師のサポートが必要と認められた場合にも分割調剤が行われます。
※例えば、90日の内服薬を患者に投与するため、30日ごとに薬局で調剤して交付する場合
リフィル処方せん・・・医師が30日分の処方せんを繰り返し利用できる回数を記載した上で発行されるもの
分割調剤・・・・・・・医師が90日分の処方せんを発行して3回分割指示をおこなう