三好市情報セキュリティ対策宣言
本市は、法令等に基づき、市民の個人情報や行政運営上の重要な情報を多数保有するとともに、これらの情報資産を運用し、他に代替することができない行政サービスを提供している。
また、今後の情報システムの高度化等、電子自治体の進展など、情報通信技術を利用した、さらなる行政サービスの拡大を行う。
したがって、これらの情報資産を様々な脅威から防御することは、市民の権利、利益を守るためにも、また、行政の安定的、継続的な運営のためにも必要不可欠である。また、本市には、地域全体の情報セキュリティ基盤を強化する役割も期待されている。
これらの状況をかんがみ、本市における情報資産に対する安全対策を推進し、市民からの信頼を確保し、さらに地域に貢献するため、以下に積極的に取り組むことを宣言する。
- 情報セキュリティ対策に取り組むための全庁的な体制を維持する。
- 情報セキュリティ対策の基準を策定し、その実行のための手法・手順等を盛り込んだルールを確立する。
- 本市の保有する情報資産を適切に運用・管理する。
- 情報セキュリティ対策の重要性を認識させ、当該対策を適切に実施するために、すべての職員及び関係者に対して必要な教育を実施する。
- 情報セキュリティに関する事故が発生した場合又はその予兆があった場合に速やかに対応するため、緊急時対応計画を定める。
- 情報セキュリティ対策の実施状況の監査及び自己点検等を通して、定期的に対策の見直しを実施する。
- すべての職員及び関係者は、情報セキュリティの重要性について共通の認識を持ち、業務の遂行に当たって当該ルールを遵守し、情報セキュリティ対策を誠実に実行する。
- 地域全体の情報セキュリティの基盤を強化するため、地域における広報啓発や注意喚起、官民の連携・協力等に貢献する。
平成19年4月1日
三好市長 俵 徹太郎