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公共浄化槽(市町村設置型)の整備を推進

生活排水の適正な処理や身近な水環境の保全に向けて

 私たちの日常生活で排出される生活排水が処理されずにそのまま流されてしまうと、身近な水環境や川や海を汚す原因につながることをご存知でしょうか。三好市では、今後予想される人口減少や広大な行政面積の中で、公共下水道施設のような集合処理での汚水処理を進めていくことは難しいことから、平成27年度より三好市全域を対象とした「浄化槽市町村整備推進事業」を導入し、生活排水の適正処理や水環境の保全に取り組んでいます。
 「浄化槽市町村整備推進事業」とは、合併浄化槽の設置と維持管理を市が行う事業です。仕組みは、公共下水道などと同じ考え方で、申請者の方から浄化槽設置工事の一部を工事分担金として収めていただいた後に市が合併浄化槽を設置します。設置後は、合併浄化槽本体を公共浄化槽として市が所有し、使用者からいただいた使用料をもとに適正な維持管理(点検・清掃・法定検査)を行います。

浄化槽イメージイラスト

浄化槽の設置と維持管理は民間活力を活用したPFI方式で実施

 公共浄化槽(市町村設置型)の整備は、市が事業主体として行いますが、事前打ち合わせ・設計協議・発注・施工管理・検査・維持管理等、設置までに多くの業務が発生します。こうした面に民間の資金や経営能力、技術力を活用することで、行政に代わって、より効率的に事業の推進が図れる方法の一つに「PFI方式」があります。

 三好市では、これらの業務にPFI方式を採用し、地元の専門業者で組織される特定目的会社の(株)三好浄化槽ネットワークと事業契約を締結しながら、浄化槽の設置から維持管理、使用料徴収までの業務を実施しています。

公共浄化槽(市町村設置型)整備事業の概要と補助金制度

 三好市公共浄化槽整備推進事業で公共浄化槽を整備する場合は、国、県、市、個人がそれぞれ設置費用を負担する仕組みとなっています。個人負担は本体設置工事費のおよそ10分の1の金額となり、工事着手前に工事分担金として、市に納めていただくことになります。工事分担金は、1基あたり5人槽が102,000円、7人槽が113,400円となります。詳しくは、こちらをご覧ください。

 三好市公共浄化槽(市町村設置型)費用負担の範囲図.pdf (PDF 298KB) 

 公共浄化槽を設置される方で、現在のお住まいが住宅関係(※)の方で単独浄化槽、もしくは汲み取り槽をご利用されている方を対象とした補助金制度があります。補助金制度は、転換補助金、宅内配管工事費補助金の2種類があります。※住宅関係とは、一般住宅、併用住宅(延べ床面積で2分の1以上が住宅のもの)、共同住宅などをいいます。

  詳しくは、こちらをご覧ください。

  三好市公共浄化槽整備事業の概要.pdf (PDF 975KB)

お問合せ先

(株)三好浄化槽ネットワーク

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