やけど

観察のポイント

症状をよく観察し、あわてずに対応しましょう。

  1. 「何で」、「範囲はどれくらい」、「皮膚の状態は」?
  2. やけどは範囲と深さが重要で、深さは第1度~第3度に分類される。
    〔第1度〕皮膚の表面が赤くなっているが、水ぶくれにはなっていない。ヒリヒリする。
    〔第2度〕水ぶくれ(水ほう)ができている。焼けるような強い痛み。
    〔第3度〕皮膚が黒く焦げていたり、白くなっている。あまり痛みは感じない。

応急処置ポイント

  1. 流水(水道水を流しながら)でも、氷水でも良いので、とにかく冷やす。
  2. 冷やす時間は、最低20分以上。
  3. 衣服などは無理に脱がさず、服の上からそのまま冷やす。
  4. 水ぶくれ(水ほう)はつぶさない。
  5. 受診するまでは、何も塗らない。

やけどの症状別の対応。まずはとにかく冷やす!!1.皮膚が黒く焦げていたり白くなっている(第3度)。2.全身または広範囲→救急車を呼ぶ!1.水ぶくれ(水泡)ができている(第2度)2.範囲がやけどした子どもの手のひらより広い→外科、皮膚科のある医療機関を受診してください。範囲が狭く、赤いだけで水ぶくれになっていない(第1度)→じゅうぶん冷やして翌日の朝、かかりつけ医の先生に診てもらってください

家庭で対処すること

  • まずは、とにかく冷やしましょう。
    • 第1度、第2度の場合は、流水で20分以上冷やしましょう。
    • 第3度の場合は、すぐに冷やしながら、救急車を呼ぶか医療機関を受診しましょう。
  • 服を脱がせづらいときは服のうえから冷やしてください。
  • 氷水や濡れたタオルで冷やしながら、受診してください。
  • 水ぶくれは破らないようにして清潔に保ってください。
  • 水ぶくれがあるときや、さわると痛いようなときはガーゼをあて、包帯でくるんでおくと良いでしょう。

注意すること

  • 油やアロエを塗ったり民間療法をしない方が良いでしょう。
  • 低温やけどにも注意が必要です。乳幼児の場合は、スイッチを入れたままのホットカーペットやカイロなどでも低温やけどになることがあるので注意が必要です。
  • 衣服が皮膚にはりついて脱がせにくいときは、無理にはがしてはいけません。衣服ごと十分に水で冷やしてくさい。
  • 子どもの皮膚はやわらかく、受傷後長い間熱の作用が続くので、冷水または氷水で患部を十分に冷やしてください。
  • 汚れやすい部分(陰部、口周辺、手先など)は、感染して症状が悪化することがあるので受診しましょう。

Q1 どのように冷やしたら良いですか?

A1.

  • 「手足の場合」は、出しっぱなしの水道水で冷やしてください。患部に直接、勢いよく水をあてると水ぶくれを破ってしまったり、冷たすぎて長時間冷やせないので、水の勢いを弱めて冷やしてください。
  • 「顔や頭の場合」は、シャワーの水や濡れたタオルで冷やしてください。鼻や口の周辺で、呼吸しづらい場所のときは、こまめに冷えたタオルを取り替えながら冷やしてください。
  • 「全身・広範囲の場合」は、衣服を脱がさずに冷やしてください。衣服を脱がせる時に皮膚がはがれてしまうことがあるので、衣服の上から水のシャワーをかけてください。濡れたバスタオルで包み、その上から毛布をかけてくるみ、急いで医療機関へ行ってください。

体の小さい子どもでは、低体温にならないよう(全身を冷やしすぎないよう)注意が必要です。

Q2 水ぶくれは、破らない方が良いのでしょうか?

A2.水ぶくれの中は無菌状態ですが、水ぶくれを破るとそこから菌が入って化膿する恐れがあります。化膿するとやけどの傷は深くなり重症化するので、水ぶくれが破れた場合は、医療機関を受診しましょう。

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