公開日 2019年2月15日
前田商店店舗兼主屋(東祖谷久保地区)、古本家住宅(池田町佐野地区)が国の登録有形文化財に登録されました。
平成30年11月2日、三好市内の建造物5件が国の登録有形文化財に登録されました。
<登録物件»
・前田商店店舗兼主屋 一棟
・古本家住宅店舗兼主屋 一棟
・古本家住宅土蔵 一棟
・古本家住宅庭門及び塀 一棟
・古本家住宅旧郵便局 一棟
三好市東祖谷久保地区にある「前田商店店舗兼主屋」は、昭和初期に日用品雑貨店として創業しました。
良質の材木をふんだんに使って建てられた建ちの高い近代和風建築であり、山間集落の歴史的景観を形成しています。
「古本家住宅」がある三好市池田町佐野地区は、愛媛や香川との県境に位置し、古くから交通の要衝地であった場所です。
古本家は明治13年に酒造業をはじめ、戦後には小売業に転向しました。
山村の地主層の暮らしを伝える大型民家であるとともに、第66番札所雲辺寺への街道筋として賑わいのあった佐野の町を
今に伝える歴史的な建造物です。
三好市内の国の登録有形文化財数は43件になりました。