公開日 2010年11月30日
▲旧川口郵便局局舎及び主屋 |
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▲百年蔵旧酒蔵 |
▲百年蔵煙突 |
三好市内にある次の建造物が平成22年9月10日付けで国の登録有形文化財に認定されました。
市内の登録有形文化財は、これで昨年登録された旧三野町役場庁舎を含め4件となりました。
【旧川口郵便局局舎及び主屋】
・所在地 山城町大川持
・建築年 明治38年建築(昭和54年一部改修)
・建造物の特徴
南 の洋館局舎と、北の和館主屋が一体となっている木造2階建で、洋館の寄棟屋根に切妻屋根がT字型に取り付いています。洋館は下見板張の白ペンキ塗りで、窓 や軒回りには緑色の飾りが取り付けられています。和館には出格子などがあり、落ち着きのある外観となっています。建築当時は約40人が働く、四国最大規模 の特定郵便局でしたが、昭和57年に郵便局が移転し、現在、局舎部分は個人の写真スタジオとなっています。
【百年蔵旧酒蔵】
・所在地 池田町川崎
・建築年 大正11年建築(平成15年一部改修)
・建造物の特徴
桁行30メートル・梁間9.9メートル の大規模な木造2階建で、広さは678平方メートル。切妻造桟瓦葺で、真壁造の漆喰仕上げとし、要所に窓を穿っています。旧赤川酒造所が昭和37年まで約40年間に わたり酒造し、現在は地元の方が引き取り、ギャラリーや宿泊施設、地域の人々が集まる場として使用されています。
【百年蔵煙突】
・所在地 池田町川崎
・建築年 大正11年建築
・建造物の特徴
百 年蔵旧酒蔵の北に位置するレンガ造の煙突で、基礎部分は90センチ 四方、上端は64センチ、高さ9.6メートル、上に向かって細くなる構造となっています。煙突北面には、「義士心(ぎしごころ)」と酒の銘柄名が記され、往時を偲ば せます。百年蔵旧酒蔵とともに地域のシンボルとして親しまれています。